2014年12月09日

3羽の飛翔


今日午後、「和歌山コウちゃん」(J0057)と「わかちゃん」(足環なし)の様子を紀の川市へ見にいきました。
水の少なくなったため池には鳥たちは居ませんでした。
帰ろうとすると先に観察をしていた人たちを見つけお話をお聞きすると、
どうやら3羽居そうだということがわかりました。
2羽ともう1羽足環のある個体がいるとの話でした。
ビックリしながら皆さんとお話をしていると突然、上空に3羽の姿が現れました。
3羽は一緒に上昇気流に乗って高く舞い上がっていきます。
何とか足環の確認ができないかと写真を撮りましたがハッキリはわかりませんでした。
先に足環の確認を試みた方も片方の足環が汚れていてはっきりしないとおっしゃっていましたが、
どうやらこれまで4度も「和歌山コウちゃん」の元へやってきていたメスのJ0050のようです。
足環のない「わかちゃん」の雌雄はわかりませんが、
もしメスだとすると複雑な関係かも知れません。
このあと3羽のうち「わかちゃん」だけがため池に降り、
しばらく魚を捕っていましたが西の方角へ飛び去りました。
あとの2羽もそれより前に同じく西へ飛び去りました。
そして「和歌山コウちゃん」だけが「我が家」の和歌山市船所に戻っています。
あとの2羽はどこにいるのでしょうか?
(2014/12/09 紀の川市)


















  

Posted by stork at 19:35Comments(0)コウノトリ和歌山

2014年12月09日

コウノトリ(J0057)情報


かいつぶりさびしくなればくぐりけり」草城

今朝は紀の川市まで行けませんでした。
たぶん「和歌山コウちゃん(J0057)」と「わかちゃん(足環なし)」は
あのため池にいることでしょう。
通いなれた紀ノ川へ出かけました。
朝陽が出てくるまでのわずかな時間、刻々と変化する川と空の情景に見惚れていました。
川面にはカンムリカイツブリが1羽浮かんでいました。
「わかちゃん」情報です。
昨日和歌山市に住む男性が貴重な写真を届けて下さいました。
「足環のないコウノトリ」が写っています。
場所はごく近い山間のため池で、今月2日に撮られたということです。
この日の早朝「和歌山コウちゃん」は近くの用水路で魚を捕っていました。
するとこの時2羽で楠見地区にやってきていたことになります。
まだ「都市」の環境に慣れないのでしょう。
一緒に来るとこができずに1羽だけ少し離れたため池に降りたのではないでしょうか。
(2014/12/09 和歌山市)
















  

Posted by stork at 09:44Comments(0)コウノトリ和歌山