樹々のひかりⅡ

「日なたぼこ視野に入らぬは己が顔」草田男

日の出(AM7:03)までまだ小一時間もある紀ノ川の川面に
コウノトリ(J0057)はたたずんでいました。
昨夜はいつもの鉄塔に戻ってきませんでしたが、
このところ夜明け時分はこのあたりにいます。
徐々に潮が満ちてきていますがまだ浅瀬は残っているようです。
対岸のスポーツ公園には冬休みに入った生徒たちの姿が見えます。
その上をコウノトリはトンビを追いかけて飛びました。
生徒の中には気付いている子もいるようですが、大半は知らない様子です。
朝陽が輝きだした紀ノ川をこちらに向かって飛んできます。
感動の風景です。
堤防を越えていつもの用水路側の電柱に留りました。
そして用水路へ、降りずに道路へ降りました。
まだまだ交通量が多い朝、ハラハラの時間です。
結局この時は用水路に降りずに再び電柱に戻りました。
白と黒の羽が朝陽に照らされて輝いています。
きれいな姿です。
(2014/12/26 AM6:16～7:47 和歌山市)