2015年08月13日
コウノトリ(J0057)情報

「むかひ火や父のおもかげ母の顔」白雄
深夜の雨が久しぶりに過ごしやすい朝を運んできてくれました。
コウノトリ(J0057)はまだ薄暗いうちから翼を何度も広げながら飛立ちを待ちます。
午前5時24分、北東に向かって飛び出しました。
7人の観察隊が追いかけます。
やはり観察者の目は多いほうがいいです。
一人が見つけてくれました。
鳴滝川の側の鉄塔に留っています。
そして間もなく東へ飛び出しました。
そして近くの電柱にとまったあとすぐにまた北東へ。
追いかけますが判りません。
別の一人が見つけてくれました。
これまで降りた姿を観たことがない畑です。
遠くから見ると餌場になりそうなところはありません。
別の角度から見ると細い水路が一本南北に走っています。
先住のアオサギが一羽います。
おもむろにそのサギを追い払った後、水路の底を突き始めました。
何度か水路を行ったり来たりするうちに大きな蟹を見つけました。
自分の身体を反転するのも大変そうな狭い水路でよく見つけるものです。
彼の逞しさを再発見して帰る頃には北の和泉山脈/の上空には青空が覗いていました。
(201508/13/ AM4:53~6:53 和歌山市)



























