2015年05月31日
コウノトリ(J0057)情報

午後6時すぎ自宅の窓から電柱の上で夕陽に輝くコウノトリ(J0057)を見つけました。
東に飛び出しました。
後を追うとちょうど用水路を下ってくるカルガモの親子に出くわしました。
大きくなりました。
14匹みんな元気です。
コウノトリは、と見ると近くの工場の屋根にいました。
西の空からはお日様が消えようとしています。
頭上の空には北風に吹かれた幾筋もの雲がきれいな模様を描いています。
あと二日で満月になるお月様が輝いています。
その中をコウノトリはいつもの西の鉄塔に戻ってきました。
午後7時9分でした。
(2015/05/31 和歌山市)


























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月31日
コウノトリ(J0057)情報

「朱鷺翔てる島を恋をり五月尽」加藤千津
夜明けまでには雨もあがりました。
今朝も午前4時半すぎに塒の鉄塔を離れたコウノトリ(J0057)は
北の水田に向かいました。
そこでしばらく餌を探していましたが間もなく隣接の休耕田に移りました。
ここでも隅に積まれている草藁をしきりに咥えなおしています。
そして最後にはわずかになった草藁を咥えて飛立ちました。
近くの電柱に止まりました。
ここで咥えなおそうとして、すべて落としてしまいました。
諦めて東へ飛び出しました。
昨日しきりに鉄網の上で枝を突いていた鉄塔の側へ止まりました。
ここで念入りに羽の手入れです。
本当に丁寧に羽の一枚一枚を嘴で撫でています。
見飽きません。
(2015/05/31 AM4:51~6:12 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月30日
コウノトリ(J0057)情報

「じつとして白い飯くふ暑かな」一茶
日中暑くなりそうな青空が広がっています。
今朝も午前4時半には塒の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は
真っすぐ東へ向かい、鳴滝川を越えて高圧鉄塔へ。
鉄塔の比較的下部の位置に設置されている獣避けの鉄網に留りました。
この鉄塔はトンビが縄張りにしており、
警戒して時折り周ってきては鳴いています。
網の上をよく見ると枝のようなものが散乱しています。
時々やってきては置いているようです。
しばらく網の周囲を歩いていましたがそのうち下の田に降りました。
そして嘴にいっぱいの草ワラを咥えて再び鉄網の上へ。
巣作りの「練習」でしようか、「準備」でしょうか。
独り身としては寂しい作業です。
(2015/05/30 AM4:49~6:11 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月29日
コウノトリ(J0057)情報

日の入りの時刻が遅くなりました。
コウノトリ(J0057)が塒に帰るまでしばらく紀ノ川を散策しました。
夜明けに見慣れた風景も全く違って見えます。
午後6時50分、西の稜線に陽が沈みました。
それから30分、午後7時19分に西の鉄塔にコウノトリが戻ってきました。
南東の空には月齢10.9のお月様が輝いていました。
(2015/05/29 和歌山市)












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2015年05月29日
コウノトリ(J0057)情報

「みじか夜や毛むしの上に露の玉」蕪村
今朝もコウノトリ(J0057)は午前4時半過ぎには塒の鉄塔を離れました。
そして鳴滝川土手のリュウゼツランを飛び越えて東の用水路そばの電柱へ。
周辺の田はすっかり水が入るのを持つばかりとなっています。
この用水路で餌探しができるのもあとわずかです。
実は昨日の朝、この用水路で近くへやってきたスズメを
コウノトリが一瞬の隙に咥えて食べたことがありました。
観察者たちは一同に唖然としました。
今朝はどうかなと観ていると護岸の隙間から大きなムカデを器用に引っ張り出しました。
そのほかには蟹をパクリ。
改めて逞しい姿を見せてもらいました。
間もなく周辺には緑の水田が広がります。
豊富な餌がやってきます。
(2015/05/29 AM4:44~5:51 和歌山市)





























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2015年05月28日
コウノトリ(J0057)情報

コウノトリ(J0057)は午後7時00分に西の鉄塔に帰ってきました。
餌場の用水路にはこの時期カルガモの親子が居ついています。
ここ数年同じ場所で子育てをしていますが、
6月に入ると上流から大量の用水が流れてきます。
そうなるとこの場所には居られなくなるばかりか下の方へ流されてしまいます。
この際に何羽かは生き残れず数が減ります。
今日も一時水かさが増えこの場所に帰れませんでしたが、
下の水門を開けてもらい帰ることができました。
現在は最初から居る14羽の小ガモたちが元気に育っており、
コウノトリに負けず劣らずご近所の人気者になっています。
(2015/05/28 和歌山市)






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2015年05月28日
夏河を越すうれしさよ・・・

「夏河を越すうれしさよ手に草履」蕪村
昨夜いつもの塒に帰ってこなかったコウノトリ(J0057)を思いながら足は紀ノ川へ。
今日も暑くなりそうです。
川面が涼しげです。
しかし河原は夏を歌っています。
ホオジロはまだしもオオヨシキリの囀りは夏の暑さを倍化させてくれます。
元気の出る大好きな鳥です。
夏の河原は賑やかです。
コウノトリは四国へ行ったのでしょうか。
(2015/05/28 和歌山市)
























2015年05月27日
2015年05月27日
コウノトリ(J0057)情報

「くたびれを養ひかぬる暑さかな」子規
少しヒンヤリする夜明けでした。
ただ昼間の暑さを予感させるようなきれいな晴天です。
そんな中、コウノトリ(J0057)は今朝も午前4時半過ぎに西の鉄塔を離れました。
そして向かった先は小学校の屋上です。
誰もいない静かな校庭を見下ろしながらどちらへ飛ぼうか思案しています。
すぐ北の田に降りました。
そしてすぐに目の前の住宅の屋根に移りました。
好奇心の強いコウノトリです。
テレビアンテナを突いたかと思うと、
次の電柱では棘のいっぱい付いた鳥避けの上に器用に乗って突いていました。
今朝はどうやらそんなに空腹ではなさそうです。
そのあとアオサギが群れている鳴滝川東の用水路へゆっくりと飛んでいきました。
(2015/05/27 AM4:45~5:58 和歌山市)





























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2015年05月26日
コウノトリ(J0057)情報

「田よ畠よ寸馬豆人雲の峰」一茶
うろこ雲が日の出に染められていく午前4時48分、
西の鉄塔をゆっくり飛び出したコウノトリ(J0057)は南へ飛んでいきます。
留った電柱はカラスの縄張りのど真ん中。
夜明けのバトルが始まりました。
およそ6分ほどの戦いのあと辺りに静寂が戻りました。
コウノトリはお気に入りの給水塔に移り丁寧に羽の手入れです。
ちょうど今が換羽の時期でかなり羽が乱れています。
周辺のどの鳥も羽が揃っていません。
季節の移り変わりを教えてくれます。
(2015/05/26 AM4:32~5:58 和歌山市)





























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