2015年07月31日
コウノトリ(J0057)情報【続報】

今月二度目の満月「Blue Moon」が東の空に見える頃、
午後7時13分にコウノトリ(J0057)は西の鉄塔に戻ってきました。
今月26日の午後から和歌山市を離れていたコウノトリは今日の午後、
5日ぶりに和歌山市楠見中の休耕田に戻ってきました。
休耕田では初めサギやカルガモに交じって疲れた様子で休んでいましたが、
元気を取り戻したのか午後5時半頃になってようやく餌を探し始めました。
そして数匹の小魚を捕らえていました。
それにしてもこの間、どこに行っていたんでしょうか。
目撃情報はありません。(2015/07/31 和歌山市)















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2015年07月31日
コウノトリ(J0057)情報【速報】

今月26日(日)の午後から姿を消していたコウノトリ(J0057)は
今日の午後和歌山市に戻ってきました。
観察仲間が楠見中の休耕田にいるところを発見しました。
遠い旅をしてきたのか休耕田の水に浸かりながら
口を開けて休んでいました。
(2015/07/31 PM4:45 和歌山市)



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2015年07月31日
・・・蝉の声

「閑さや岩にしみ入蝉の声」芭蕉
今日は全国的に猛暑日のようです。
夜明けから一層暑さを感じさせる蝉時雨が降り注いでいます。
26日午後からどこかへ避暑に出かけたと思われるコウノトリ(J0057)の捜索は、
いないと分かっていても日課です。
そのおかげでいろんな鳥たちに出会えます。
紀ノ川大堰の上に薄雲に遮られた怪しげなお日様が昇ってきました。
それを眺めるイソヒヨドリ。
園部の「ケリの休耕田」を見てから楠見中の休耕田へ。
10羽のカルガモの家族がいました。
その隣の休耕田に白鷺が降りています。
アオサギも交じっています。
太陽に輝く水面を白い影が行き交います。
きれいな夜明けです。
こんな光景に出会えるのもコウノトリのおかげです。
(2015/07/31 和歌山市)




















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2015年07月30日
夏痩の・・・

「夏痩の此頃蚊にもせせられず」漱石
今朝はカルガモの2家族に、異なる休耕田で出会えました。
9羽と11羽の家族です。
身体つきは親も子も見分けがつきませんが、
その中にあって1羽、餌もとらずに周囲を見渡している鳥があります。
お母さんでしょう。
続いてケリのいる休耕田へ行きました。
サギが一羽交じっていました。
小さな鳥ですがケリやカモに比べると大きく白い身体が目立ちます。
ここまで来ると六十谷橋まで行きましょう。
薄雲に遮られて朝陽も弱弱しいですが、蒸し暑さは変わりません。
水道橋のアーチの上では暑そうなカワウが出発の準備をしています。
大きなコウノトリ(J0057)の消息は依然としてわかりません。
喚羽も終わり飛翔力も戻ったのでしょう。
どこへ遠出しているのでしょうか。
(2015/07/30 和歌山市)





























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2015年07月29日
・・・蝉の声

「かげろひし雲又去て蝉の声」几董
少し歩くと汗が吹き出る蒸し暑い夜明け、紀ノ川へ出かけました。
コウノトリ(J0057)は26日(日)の午後姿を消しました。
昨夜も船所の塒には戻ってきませんでした。
紀ノ川の対岸にはサギが一羽餌を探していました。
ホオジロが鳴いている枝の向こうに、ボートの波紋が輝いています。
数艇紀ノ川大堰の手前まで行っては戻ってきます。
国体の選手たちでしょうか。
折りしも昨日から全国高校総体が始まりました。
和歌山市のビッグホエールで総合開会式が行われたそうです。
調べてみると総体のボート競技の会場はなんと兵庫県の円山川なんですね。
コウノトリの故郷です。
まさか「和歌山コウちゃん」も
故郷豊岡までボート競技を観戦しに行ったのではないと思いますが・・・
(2015/07/29 和歌山市)














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2015年07月28日
すずしさや・・・

「すずしさや水に柳の影法師」宗鑑
涼しげなのは水に浮かぶ鳥だけです。
今朝も蒸し暑い夜明けです。
昨日一日周辺で姿を見せなかったコウノトリ(J0057)を探して
水辺を捜索しました。
いるのはお馴染みの鳥たちです。
遠くへ出かけたのでしょうか。
(2015/07/28 和歌山市)




















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2015年07月27日
熱風を・・・

「熱風をまとひて旅の人となる」桑垣信子
昨夜いつもの塒に戻ってこなかったコウノトリ(J0057)を探して周辺を巡りました。
観察仲間は思い思いの捜索場所へ。
私はこんな朝は遠くまで足を延ばすことになります。
楠見中から紀ノ川河原へ、そして上流の鳴滝川河口へ。
もう少し行って見ます。
紀ノ川大堰を越え、JR鉄橋まで来てしまいました。
ここまで来れば「ケリ」の休耕田は近くです。
10匹を超えるケリがアオサギに混じって羽を休めていました。
帰り道、鳴滝川堤防に花の終わった合歓の木を見つけました。
豆のような実を着けていました。
(2015/07/27 AM5:14~6:24 和歌山市)

























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2015年07月26日
コウノトリ(J0057)情報

「うき世いかに坊主となりて昼寐する」漱石
気温がグングン上がっています。
過ごしやすかったのは夜明けからわずかな時間でした。
まだ涼しい東風が吹いていた午前5時5分、
コウノトリ(J0057)は東の朝焼けを背に西へ飛びました。
まっすぐ楠見中の休耕田です。
水面は鏡のように穏やかです。
コウノトリの動く波紋だけが広がっています。
小さな魚を数匹捕らえましたがこれだけでは満腹にならないでしょう。
近くの畑に鍬を担いだおじさんがやってきました。
思わず逃げます。
警戒しながら東へ飛びました。
留ったのは最近お気に入りの電柱です。
長く伸びた水田の稲が朝露で輝いていました。
(2015/07/26 AM4:48~6:11 和歌山市)





























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2015年07月25日
コウノトリ(J0057)情報

紀ノ川が紅く染まり、西の空からお日様が消えてからおよそ40分、
コウノトリ(J0057)は午後7時34分に西の鉄塔に戻ってきました。
(2015/07/25 和歌山市)

















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2015年07月25日
コウノトリ(J0057)情報

「ひらきたる日傘の陰に這入りけり」夜半
やはりコウノトリはきれいな鳥です。
東の空にわずかに雲が残る午前5時7分
コウノトリ(J0057)は西へ向かって塒を飛び出しました。
今朝は見失いません。
楠見中の休耕田です。
顔を出し始めた太陽が水面を照らします。
カルガモが降りてきました。
しばらく水面を突いていたコウノトリは朝陽に輝きながら東へ飛び立ちました。
近くの造成地の電柱に留りました。
空は真っ青な夏空です。
コウノトリが輝きます。
観察仲間も見惚れながら盛んにシャッターを押しています。
飛びました。
羽ばたき音を響かせながら頭の上を通過していきました。
(2015/07/25 AM4:34~6:15 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057