2015年02月28日
コウノトリ情報

「鳥を待つカメラの椅子や二月尽」飯田はるみ
二月最後の夜明け、午前6時28分にまだ肌寒い空に飛出したコウノトリ(J0057)は
今朝も鳴滝川の周辺を旋回します。
昨日の午後、久しぶりに足環のないコウノトリとのツーショットを見せてくれましたが
夕方になって一羽だけでいつもの東の鉄塔に戻ってきました。
足環なしの子は行方不明ですが、私たち観察隊は昨日紀ノ川に現れたコウノトリは、
昨年以来紀の川市から和歌山市にかけて姿を見せていた足環なし(ワカちゃん)ではないかと見ています。
(最後の写真は中田安造さんが昨日撮ってくれた紀ノ川での足環なしです)
ただ、徳島にいた足環なしとの関係はわかりません。
「和歌山コウちゃん」J0057は鳴滝川河口付近に群れている魚をサギたちといっしょに食べていました。
(2015/02/28 AM6:13~7:18 和歌山市)

























2015年02月27日
コウノトリ情報(足環なし)

観察隊の一人がJ0057とは別のコウノトリが紀ノ川の浅瀬に居るのを発見しました。
「和歌山コウちゃん」J0057は上流の浅瀬、もう1羽は下流の浅瀬に居ました。
最大ズームで対岸を見てみると足環がありません。
最近徳島で目撃された個体でしょうか。
去年から紀の川市に定着しつつあった足環なし「ワカちゃん」かも知れません。
姿は幼鳥のように見えます。(2015/02/27 PM1:04 紀ノ川)
※【追加情報】午後2時50分ごろ、足環なしとJ0057は一緒になって紀ノ川上流の方向に飛び去っていきました。
紀の川市方面でしょうか。
【追追加情報】午後6時前に、「和歌山コウちゃん」J0057だけがいつもの鉄塔に戻ってきました。






2015年02月27日
コウノトリ(J0057)情報

「なんとなく春めいて目高のあそびも」山頭火
今朝は気持ちのいい川面が広がっていました。
昨夜いつもの鉄塔に戻ってこなかったコウノトリ(J0057)を探して
観察隊のメンバーは三々五々、夜明けの紀ノ川へ集まってきます。
対岸にそれらしき姿が見えています。
芦原の周辺を歩き回りながら何やら啄ばんでいます。
枝を探しているようです。
太陽が雲の上に顔を出す頃こちらへ飛んできました。
堤防を越えて鳴滝川の方向へ飛んでいきます。
空ではヒバリの高鳴きが響いています。
鳴滝川を飛び出したコウノトリはいつもの給水塔に留りましたが
盛んに上空を威嚇しています。
どうやらカラスのようです。
鳴滝川の堤防にはカワラヒワがやってきました。
コウノトリはそのあと高圧鉄塔の下部に着いている侵入避けの丸い柵の上に留りました。
どうやら巣台のようだと思っているようです。
ここにはこれまでも何度も留ったことがあります。
しばらくそこに留まっていましたが近くの電柱に移りました。
あとにはスズメと枝を咥えたカラスがやってきました。
(2015/02/27 AM6:15~7:17 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年02月26日
コウノトリ(J0057)情報

「たよりなや笠ぬぐ後の春の雨」鬼貫
春の雨が降っています。
今朝は傘を差して徒歩でコウノトリ(J0057)観察です。
東の鉄塔を目指して長老と一緒に歩いていると「飛んだ」の一声。
午前6時半です。
私には見えません。
自転車なら間に合ったでしょう。
トボトボと飛んだ方向へ歩いて水門まで。
4人の観察隊が揃いました。
今朝は白鷺が大集合です。
ひときわ大きなチュウサギが水門の中へダイブしたかと思うと
大きな鯉を咥えて飛び上がりました。
この真似はコウノトリにはできません。
コウノトリはというと、
近くの屋根に留っているサギの群れの中をウロウロしています。
サギたちは迷惑そうに逃げています。
仕方なく東の田に降りました。
まだ餌になりそうなものは出てきていないようです。
そして用水路に降りて姿が見えなくなりました。
今朝の徒歩観察はここまでです。
春めいてきた鳴滝川堤防を雨に濡れながら帰りました。
(2015/02/26 AM6:307:18 和歌山市)
























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年02月25日
コウノトリ(J0057)情報

午後5時43分、コウノトリ(J0057)は東の鉄塔に戻ってきました。
今日も木の根っこのようなものを咥えていました。
昨日はすぐに落ちましたが今日は股の部分が鉄塔に挟まったようです。
何とかきれいにしようとしていますが動きません。
たぶん明日までには外れて落ちることでしょう。
この作業は彼女とカップルになって愛の巣が決まってからやってほしいのですが。
(2015/02/25 和歌山市)





タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年02月25日
コウノトリ(J0057)情報

午前6時35分に鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は
黄砂で霞む夜明けの空を西へ飛んでいきました。
あとを追いかけると高架近くの用水路に降りていました。
先客のサギにつられて来たようです。
このあたりは夏場のお気に入りの場所です。
大きなシラサギ(ダイサギ?)との「仲良しツーショット」がたくさん撮れました。
春を通り越して初夏の香りを感じた朝でした。
(2015/02/25 AM6:21~7:16 和歌山市)






















タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年02月24日
コウノトリ(J0057)情報

コウノトリ(J0057)は午後5時49分、
草の根っこを咥えて東の鉄塔に戻ってきました。
ところがそれをすぐに落としました。
いつものがっかりした顔で今日も暮れようとしています。
(2015/02/24 和歌山市)









タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年02月24日
コウノトリ(J0057)情報

昼過ぎからコウノトリ(J0057)は
潮が引いた紀ノ川対岸の干潟を行ったり来たりしていましたが、
午後3時25分にカワウやサギたちを残してこちらへと飛んできました。
鳴滝川河口にはイナの群れが黒くなるほど集まっていますが、
それには目もくれず堤防を越えていきました。
(2015/02/24 和歌山市)













タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年02月24日
コウノトリ(J0057)情報

「梅咲やせうじに猫の影法師」一茶
ひんやりとした春霞の夜明けでした。
午前6時22分に東の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は、
すぐ北の屋根に並んでいるサギが気になったのか、
枝を咥えたまま近くの電柱に飛んで行きました。
そのあと東の田に降り、用水路へ。
ここには今は餌となるようなものはありません。
すぐに飛立ちました。
そして水門のフェンスに留りました。
この水門の中にカワウやサギは降りてもコウノトリはまだ降りたのを見ていません。
たぶん狭すぎるのでしょう。
思案している側の堤防をジョギングの人が通っていきます。
あきらめて飛立ちました。
堤防を越えました。
どこへ行ったのでしょうか。
久しぶりに梅畑へ探しに行くとコウノトリはいませんでしたが梅の花が咲き誇っていました。
(2015/02/24 AM6:21~7:11 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057