2015年08月05日
・・・夏の月

「片道はかはきて白し夏の月」太祇
熱帯夜が続いていますが身体が慣れてきたのでしょうか、
今朝は比較的過ごしやすい夜明けでした。
昨日の朝、西の空に消えたコウノトリ(J0057)はまだかと、
今朝も周辺の休耕田に3爺観察隊が集まりました。
「遠くの空へ消えてもすぐに帰ってきたこともあるし分からんな」
そんなことを話しながら私は楠見中、鳴滝川から紀ノ川へ。
潮が引いています。
いつもの住人たちが夜明けを告げています。
(2015/08/05 和歌山市)




















タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年08月04日
コウノトリ(J0057)情報【夏休み】

午前5時前に西の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は
午前9時過ぎに西の空へ飛び去りました。
今朝はいつもの楠見中の休耕田に降りても餌も捕らず、
落ち着かない様子で周囲を歩き回った後すぐに飛立ちました。
そして近くの電柱で羽繕いをしたあと、
これもすぐに東の小学校の方向へ飛びました。
そして夏休みで誰もいないグラウンドにポツンと立ち何か考えているようでした。
しきりに羽の手入れをしています。
じっと見守る観察仲間も時間が経つにつれ一人ずつ抜けていきます。
私も午前7時まで待ちましたがとうとう飛立つ姿を見られませんでした。
その後観察仲間の一人が園部の休耕田に居るのを発見しました。
そして一旦東の鉄塔に留ったあと、
午前9時すぎに高く旋回しながら西の空に消えていったそうです。
話しによりますと、側にいた人が「もう一羽いるよ」と言っていたそうですが未確認です。
居たのかもしれません。
ともあれ、
いつかたくさんの仲間を連れて戻ってきてくれるのを楽しみに待つことにします。
四国方面の観察仲間の方々、よろしくお願いします。
(2015/08/04 AM5:00~7:00 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年08月03日
コウノトリ(J0057)情報

「もう今は考へられぬ夏休」稲畑廣太郎
日の出の時刻も遅くなってきました。
それより10分ほど前、午前5時ちょうどに西の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は
真っすぐに楠見中の休耕田に向かいました。
ここは今は水鳥たちの天国です。
南の空に残っているお月さまをかすめてサギが、
上ったばかりのお日さまを見ながらカルガモたちがやってきます。
餌は小ぶりですがたくさんいるようです。
みな一生懸命食べています。
ケリが西へ向かって上空を通過していきます。
近くの森は鷺山となっていました。
(2015/08/03 AM4:51~6:20 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年08月02日
コウノトリ(J0057)情報

「扇風機まはり熱風吹き起る」虚子
蒸し風呂のような夜明けでした。
空気中の湿気が多く西の鉄塔も白く霞んでいます。
そんな人間の愚痴もどこ吹く風、コウノトリ(J0057)は午前5時1分に元気に飛立ちました。
西へ向かいました。
観察仲間が追いかけますが行方不明です。
私も西へ向かい、時々降りたことがある休耕田へ。
すると向こうから長老がやってきます。
長老はカメラも携帯も持っていません。
それでだれかに知らせようと皆を探していたそうです。
教えられて休耕田に行くとポツンと一羽立っていました。
しかしここには餌らしきものはなさそうです。
すぐに飛立ちました。
他の観察仲間は間に合いません。
南海電鉄の線路を越えました。
そうなると私には土地勘がありません。
Fさんが追いかけます。
私は見失いました。
Fさんから発見したとの連絡が。
教えられた場所に行きますが見当たりません。
どうやら目印のコンビニを間違えたようです。
周辺を探すこと30分、ようやく見つけました。
住宅地に囲まれた造成地です。
他の鳥たちも集まっています。
しかしよくこんなところを見つけるものです。
他の観察仲間が来る前に再び飛立ちました。
「鬼ごっこ」は翼のある者には勝てません。
私はこれで終了しましたが他の観察仲間はそのあとも追いかけたようです。
ご苦労様でした。
(2015/08/02 AM4:56~6:21 和歌山市)

























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年08月01日
コウノトリ(J0057)情報【& ISS】

和歌山のコウノトリ(J0057)は午後7時23分、西の鉄塔に戻ってきました。
日中、紀ノ川で元気を取り戻したようです。
それからおよそ20分、南南西の空にISS(国際宇宙ステーション)「きぼう」が現れました。
肉眼でもはっきり見えます。
凄いスピードで北北東の空に消えていきました。
この宇宙船には日本人の油井宇宙飛行士も搭乗しています。
不思議な感動をおぼえました。
(2015/08/01 和歌山市)




タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年08月01日
コウノトリ(J0057)情報【猛暑の水浴び】

観察仲間から、大潮で干潟が広がっている紀ノ川で
コウノトリ(J0057)が水浴びをしているとの情報をもらい行ってきましたが
すでに水浴びは終わっていました。
左岸の広い干潟ではちょうど濡れた羽を乾かしているのでしょうか、
翼を大きく広げてダンスをしています。
気持ち良さそうで。
すると突然飛び上がりクルッと旋回して岸辺の方へ降りました。
目の前を水上オートバイが水しぶきをあげながら通り過ぎていきました。
呆然と見送るコウノトリ。
こちらまで暑く干上がりそうになってきましたので早々に引き上げてきました。
(2015/08/01 PM1:45 和歌山市)













タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年08月01日
コウノトリ(J0057)情報

「電線といつしよに夏山越えて来た」山頭火
今朝は和歌山市でも「猛暑」の予報が出ています。
昨夜はきれいなBlueMoonといっしょに
5日ぶりに和歌山市に戻ったコウノトリ(J0057)を眺めていました。
今朝も入念なウォーミングアップのあと午前5時12分に西の鉄塔を飛び出しました。
近くの休耕田に降りました。
すぐ北側を東西に伸びる一本道が通っています。
自動車が通れないため散歩する人たちが多く行き交います。
この道は私が小学生のころ毎日通った思い出の道です。
周辺の稲もますます伸びてきました。
鳥たちももう水田には入れません。
わずかに残った貴重な休耕田を巡ります。
それにしてもコウノトリは5日間どこにいたんでしょうか?
ますます聞いてみたくなります。
(2015/08/01 AM4:41~6:31 和歌山市)





























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2015年07月31日
コウノトリ(J0057)情報【続報】

今月二度目の満月「Blue Moon」が東の空に見える頃、
午後7時13分にコウノトリ(J0057)は西の鉄塔に戻ってきました。
今月26日の午後から和歌山市を離れていたコウノトリは今日の午後、
5日ぶりに和歌山市楠見中の休耕田に戻ってきました。
休耕田では初めサギやカルガモに交じって疲れた様子で休んでいましたが、
元気を取り戻したのか午後5時半頃になってようやく餌を探し始めました。
そして数匹の小魚を捕らえていました。
それにしてもこの間、どこに行っていたんでしょうか。
目撃情報はありません。(2015/07/31 和歌山市)















タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年07月31日
コウノトリ(J0057)情報【速報】

今月26日(日)の午後から姿を消していたコウノトリ(J0057)は
今日の午後和歌山市に戻ってきました。
観察仲間が楠見中の休耕田にいるところを発見しました。
遠い旅をしてきたのか休耕田の水に浸かりながら
口を開けて休んでいました。
(2015/07/31 PM4:45 和歌山市)



タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年07月31日
・・・蝉の声

「閑さや岩にしみ入蝉の声」芭蕉
今日は全国的に猛暑日のようです。
夜明けから一層暑さを感じさせる蝉時雨が降り注いでいます。
26日午後からどこかへ避暑に出かけたと思われるコウノトリ(J0057)の捜索は、
いないと分かっていても日課です。
そのおかげでいろんな鳥たちに出会えます。
紀ノ川大堰の上に薄雲に遮られた怪しげなお日様が昇ってきました。
それを眺めるイソヒヨドリ。
園部の「ケリの休耕田」を見てから楠見中の休耕田へ。
10羽のカルガモの家族がいました。
その隣の休耕田に白鷺が降りています。
アオサギも交じっています。
太陽に輝く水面を白い影が行き交います。
きれいな夜明けです。
こんな光景に出会えるのもコウノトリのおかげです。
(2015/07/31 和歌山市)




















タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057