2014年09月14日
コウノトリ去り、残月

月齢19.5の「臥待月」が西南の空に残っている冷たい夜明けでした。
昨日の朝見かけたあとメスのJ0050と姿を消したJ0057を探して
今朝も観察隊は周辺を探しました。
和歌山市に飛来して間もなく3年目に入ろうとする秋、
私たちの夜明けの習慣は変われないようです。
こんなとき私は紀ノ川へ出かけます。
イソヒヨドリが見送ってくれました。
紀ノ川は夜明け前の静寂が支配しています。
対岸にはサギたちが羽を休めています。
午前5時46分、雲の上に朝陽が顔を見せました。
すると川面では一斉に魚が跳ねます。
空にはそれを狙ってミサゴが旋回しています。
夏の名残の朝顔たちが輝いています。
そしてやはり帰りもイソヒヨドリが顔を見せてくれました。
(2014/09/14 AM5:24~6:07 和歌山市)





















