2014年11月05日
末枯や・・・

「末枯や御空は雲の意図に満つ」草田男
アオサギに見送られて夜明けの紀ノ川へ出かけました。
紀ノ川大堰の下流まで行くとカワウが出迎えてくれました。
このあたりは堰を上れない魚がたくさん滞留しており格好の餌場になっています。
もちろん上空には何羽ものミサゴが旋回しています。
何度もダイブの撮影を試みましたがスピードが速くて追いつきません。
そしてあの大きな身体がズボンと水中に隠れてしまいます。
顔を出したときはまるで溺れているようですが器用に羽ばたいて空中に舞い上がります。
見事なものです。
それでも百発百中とはいきません。
脚に何も持たずに舞い上がることもしばしばです。
また魚を捕まえたと思うと今度はカモメやカラスの追撃に遭うこともあります。
食糧にありつくというのはなかなか難しいものです。
居場所がわからないコウノトリ(J0057)は、
どこか安全な場所で餌を捕ってくれているでしょうか。
(2014/11/05 和歌山市)






























Posted by stork at 10:39│Comments(0)
│和歌山