2015年05月27日

コウノトリ(J0057)情報


くたびれを養ひかぬる暑さかな」子規

少しヒンヤリする夜明けでした。
ただ昼間の暑さを予感させるようなきれいな晴天です。
そんな中、コウノトリ(J0057)は今朝も午前4時半過ぎに西の鉄塔を離れました。
そして向かった先は小学校の屋上です。
誰もいない静かな校庭を見下ろしながらどちらへ飛ぼうか思案しています。
すぐ北の田に降りました。
そしてすぐに目の前の住宅の屋根に移りました。
好奇心の強いコウノトリです。
テレビアンテナを突いたかと思うと、
次の電柱では棘のいっぱい付いた鳥避けの上に器用に乗って突いていました。
今朝はどうやらそんなに空腹ではなさそうです。
そのあとアオサギが群れている鳴滝川東の用水路へゆっくりと飛んでいきました。
(2015/05/27 AM4:45~5:58 和歌山市)




























  


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2015年05月26日

コウノトリ(J0057)情報


田よ畠よ寸馬豆人雲の峰」一茶

うろこ雲が日の出に染められていく午前4時48分、
西の鉄塔をゆっくり飛び出したコウノトリ(J0057)は南へ飛んでいきます。
留った電柱はカラスの縄張りのど真ん中。
夜明けのバトルが始まりました。
およそ6分ほどの戦いのあと辺りに静寂が戻りました。
コウノトリはお気に入りの給水塔に移り丁寧に羽の手入れです。
ちょうど今が換羽の時期でかなり羽が乱れています。
周辺のどの鳥も羽が揃っていません。
季節の移り変わりを教えてくれます。
(2015/05/26 AM4:32~5:58 和歌山市)




























  


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2015年05月25日

コウノトリ(J0057)情報


午後7時17分、コウノトリ(J0057)が西の鉄塔に戻ってきました。
(2015/05/25 和歌山市)














  


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2015年05月25日

コウノトリ(J0057)情報


小魚の唐揚げ添へて豆ごはん」渡部法子

今朝も午前4時半過ぎに塒を離れたコウノトリ(J0057)は園部の用水路へ。
水門には大きなフナがたくさん閉じ込められています。
一羽のアオサギが大物を捕まえました。
が、なかなか飲み込めません。
コウノトリはあまり関心がなさそうです。
彼の口には大きすぎるのでしょうか。
コウノトリが周辺を一周してくる間にやっとフナを飲み込んだアオサギは
フナが重過ぎて動けません。
大食もほどほどにしないと大変なことになりますね。
あとしばらくはこの水門周辺が水鳥たちのたまり場のようです。
(2015/05/25 AM4:37~5:44 和歌山市)


























  


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2015年05月24日

コウノトリ(J0057)情報


遅くなった日の入り(午後7時)も過ぎ、
和泉山脈の稜線がくっきりと見えるころ、
コウノトリ(J0057)はその黒い山肌から突然現れ西の鉄塔に留まりました。
昨日と同じ時刻・午後7時16分でした。
毎日観察を続けている人たち誰も日中の姿を見ていませんでしたので
半ばあきらめていた時の帰還でした。
なにせ紀淡海峡も彼たちにかかればひとっ飛びですから・・・
(2015/05/24 和歌山市)




  


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2015年05月24日

コウノトリ満三歳


コウノトリ(J0057)は今朝も午前4時半過ぎには塒を飛立ちました。
そして鳴滝川を越えて園部の用水路へ。
今日は彼の満三歳の誕生日です。
2012年5月24日に京丹後市久美浜町永留の巣塔で生まれ、同年7月28日に巣立ちました。
そして2ヶ月後の9月17日に和歌山市粟の休耕田にやってきました。
以来、時折り和歌山市を離れ遠出することがありましたが、
そのたび和歌山市へ戻ってきました。
近くに紀ノ川という大きな河川があり周辺には水田が広がっていますが、
塒は住宅地の真ん中です。
コウノトリが都市部で暮らすことは大変珍しいということですが、
今年秋には飛来満3年目を迎えます。
今では「和歌山コウちゃん」としてすっかり地域の人気者です。
今朝も日曜とあって多くのギャラリーに見守られながら慣れた用水路を巡っていました。
(2015/05/24 AM5:27~6:30 和歌山市)




























  


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2015年05月23日

コウノトリ(J0057)情報


午後7時16分、コウノトリ(J0057)が西の鉄塔に戻ってきました。
(2015/05/23 和歌山市)



  


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2015年05月23日

コウノトリ(J0057)情報


紫陽花に雫あつめて朝日かな」千代女

朝陽もボンヤリの夜明けでした。
今朝も午前4時半すぎには鉄塔を離れたコウノトリ(J0057)は
小学校北の水田へ。
来月始めに水が入るまでは餌が探しにくそうです。
すぐに飛立ち、鳴滝川を越えました。
しかし用水路にもまだ適当な大きさの魚が入ってきていません。
いるのは堰の前に群れている巨大な鯉だけです。
さすがにこのサイズはコウノトリもアオサギも手を出せません。
紀ノ川が干潮になるまで近くの屋根で小休止です。
(2015/05/23 AM5:036:39 和歌山市)




























  


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2015年05月22日

コウノトリ(J0057)情報


夜明けに姿を見られなかったコウノトリ(J0057)は
午後7時13分に西の鉄塔に戻ってきました。
観察仲間の話によりますと日中は紀ノ川でたくさんの魚を食べていたそうです。
まだまだ私たちの知らない立寄り所がありそうです。
今日は大気の水蒸気バランスがいつもと違ったのでしょうか、
朝の彩雲に続いて夕方もきれいなすじ雲と飛行機雲が見られました。
(2015/05/22 和歌山市)








  


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2015年05月22日

・・・わすれ草


生れ代るも物憂からましわすれ草」漱石

ヒンヤリとした夜明けでした。
今朝はコウノトリ(J0057)の姿を見ることができませんでした。
観察仲間によりますと、午前4時36分に西の鉄塔を離れたあとは
北へ行ったり西へ飛んだりしたのち南へ向かったそうです。
観察仲間6人で周辺を探し回りましたが結局だれも見つけることができませんでした。
私が最終的に向かうのは紀ノ川です。
徐々に潮が満ちてきている川面はあくまで静かです。
東の空には丸い虹が出ていました。
コウノトリは四国・鳴門市の巣作りが気になるのでしょうか。
(2015/05/22 和歌山市)













  

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2015年05月21日

コウノトリ(J0057)情報


きれいな夕景が見られると思い、穏やかな紀ノ川に出かけました。
静かな川面に一羽のトビが急降下してきました。
見事な「夕御飯キャッチ」です。
ホオジロも夕御飯に有りつきました。
西の空が紅く染まり始めたので鳴滝川堤防へ。
用水路の住人アオサギがいつもの屋根に帰ってきました。
夕陽が消えてしばらく経った午後7時9分、
西の鉄塔にコウノトリ(J0057)が帰ってきました。
穏やかな一日の終了です。
(2015/05/21 和歌山市)



















  


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2015年05月21日

コウノトリ(J0057)情報


新緑に声しはがれて鴉過ぐ」誓子

昨夜の雨で空気が入れ替わりました。
カラッとした気持ちのいい夜明けでした。
今朝も午前4時半過ぎには西の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は
小学校北の休耕田へ。
大きなタウナギをおよそ6分かけて飲み込みました。
そして朝陽が差し込むと、壁に映った自分の影に驚きながら東へ飛び出しました。
移った工場の屋根ではカラスとのバトルです。
この時期、子育て中の縄張りに入ってくると必死で撃退しようとします。
身体の大きさでは何倍もの差があるカラスですが果敢に挑んでいきます。
数分間の戦いの末カラスが退散すると、コウノトリは悠然と飛立ちました。
(2015/5/21 AM5:24~6:40 和歌山市)


























  


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2015年05月20日

コウノトリ(J0057)情報


引窓をからりとそらの明け易き」漱石

この時期塒にしている西の鉄塔は自宅の二階からカメラで十分観察できます。
ただ自分が起きられればの話です。
ちゃんとその瞬間を撮影した観察仲間に聞きますと、
今朝の飛立ちは午前4時44分だったそうです。
確かに空は明るみ始めてはいますが・・・ 
間に合いませんでした。
梅畑へ直行です。
それから鳴滝川の東の用水路へ。
用水路では大きなドジョウのような餌を食べていました。
日中は今日も紀ノ川で過ごすことでしょう。
きれいな朝のきれいなコウノトリでした。
(2015/05/20 AM5:30~6:42 和歌山市)




























  


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2015年05月19日

コウノトリ(J0057)情報


紀ノ川に夏空が戻りました。
コウノトリ(J0057)は大潮ですっかり干上がった左岸の干潟で
一生懸命餌を追いかけていました。
しかし小さな餌です。
対岸400mのこの獲物の正体はハッキリとはわかりませんが、
どうやら蟹のようです。
時折り追いかけては捕まえています。
数はたくさんありそうですが、満腹になるまでは苦労でしょう。
ただ今朝は水田でタウナギをたくさん食べたと観察仲間から聞きましたので
お腹はそれほど減ってなさそうです。
母なる川、紀ノ川にコウノトリはよく似合います。
(2015/05/19 PM2:50 和歌山市)














(追加です)ちょうど目の前にコウノトリが来たのを撮られた観察仲間の中田さんに写真をお借りしました。
餌は小魚でした。魚種までは特定できませんが、干上がってピチピチしているのを食べていたようです。


  


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2015年05月19日

コウノトリ(J0057)情報


五月雨に鶴の足みじかくなれり」芭蕉

午前5時10分、コウノトリ(J0057)は篠突く雨を物ともせず
北へ向かって飛び出しました。
小学校北の田起こしが終わった水田に降りました。
そこでタウナギや小亀などを食べていました。
この田も間もなくきれいな早苗の絨毯が見られることでしょう。
その中にコウノトリが佇む姿は何とも言えないほど美しいものです。
そんなことを想いながら、雨が一層激しくなってきたので引き上げました。
(2015/05/19 和歌山市)










  


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2015年05月18日

コウノトリ(J0057)情報


コウノトリ(J0057)は午後6時50分、西の鉄塔に戻ってきました。
用水路のカルガモ母さんと子どもたち(14羽)も元気です。
(2015/05/18 和歌山市)

















  


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2015年05月18日

コウノトリ(J0057)情報


朝やけがよろこばしいか蝸牛」一茶

昨日3週間ぶりに帰ってきたコウノトリ(J0057)は、やはり早起きでした。
まだ日の出には20分もある午前4時半すぎに西の鉄塔から飛立ちました。
観察隊も大慌てで姿を追います。
カルガモの親子がいる近くの用水路に降りましたが、
ここにはもう適当な餌がありません。
すぐに飛立ち堤防を越えます。
しかし周辺の用水路はどこも田植え前の清掃が終わり、魚の姿はありません。
田起こしの終わった水田や休耕田を探すしかなさそうです。
それとも干潟が現れる紀ノ川に行くでしょうか。
ヒンヤリとした久しぶりの早朝コウノトリ観察でした。
(2015/05/18 AM4:53~5:57 和歌山市)






















  


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2015年05月17日

コウノトリ(J0057)帰る


先月26日から和歌山市を離れていたコウノトリ(J0057)は今日午後1時43分、
和歌山市有本地先の紀ノ川左岸砂州に戻ってきました。
戻ってきた瞬間を撮った(最初から7枚)観察仲間の中田安造さんによりますと、
サギを撮っていると突然目の前に「ふわっ」と降りてきたそうです。
3週間ぶりの和歌山帰還です。
その後しばらく紀ノ川で羽を休めたあと、梅畑、休耕田に移りました。
そして午後6時54分、久しぶりの西の鉄塔に留まりました。
明日からまた早朝観察の再開です。
(2015/05/17 和歌山市)














  


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2015年05月17日

コウノトリ(J0057)情報


今日午後、コウノトリ(J0057)が三週間ぶりに和歌山市に戻ってきました。
(2015/05/17 14:00 紀ノ川)



  


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2015年05月17日

・・・若葉哉


谷路行人は小き若葉哉」蕪村

午前5時前になった日の出は、今朝は薄雲に遮られてはっきりと見えません。
しかしそのおかげで幻想的な川面が観られました。
カモが一羽、その静寂の中に降ります。
ヒバリ、ホオジロ、オオヨシキリが日曜の朝を知らせてくれました。
(2015/05/17 和歌山市)


















  

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