2015年06月07日
コウノトリ(J0057)情報

「田植べんたうはみんないつしよに草の上で」山頭火
爽やかな日曜の夜明けでした。
今朝もコウノトリ(J0057)は午前4時過ぎには塒を離れ、
周囲に広がった水田探索に出かけました。
小学校北の水田から鳴滝川を越えて園部の水田へ。
まだ早苗の見えない田もありますが今日が田植えのピークでしょう。
まだ小さかった頃、親戚ご近所総出で手植しました。
そんなことを想い出しながらコウノトリの飛ぶあとを追いかけました。
きれいな朝陽が昇ってきました。
(2015/06/07 AM4:27~5:40 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年06月06日
コウノトリ(J0057)情報

久しぶりにきれいな夕陽が見られました。
今朝の観察時、私が帰ったあとコウノトリ(J0057)にトラブルがあったと
観察仲間から聞きました。
水田から飛び立った直後に電線に激突し地上に落下したそうです。
しかしすぐに飛び立ったということで一同胸をなでおろしたとか。
そんな周囲に心配をかけたコウノトリはまだ西の空が紅く染まっているなか
西の鉄塔に戻ってきました。
午後7時20分でした。
(2015/06/06 和歌山市)








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2015年06月06日
コウノトリ(J0057)情報

「雨折々思ふ事なき早苗哉」芭蕉
雨があがり肌寒い夜明けでした。
午前4時32分に西の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は北東に向かい、
近くの田植えが終わったばかりの水田に降りました。
が、塀の向こうを気にし始めました。
住宅に挟まれた狭い水路に小さなアオサギが見えます。
どうやら彼が気になるようです。
そしてその中に入っていくとおもむろにこの狭い水路に降りました。
かなり窮屈そうです。
アオサギに習って小魚を捕まえましたが、かなり無理があります。
それでも何度となく水路を出たり入ったりを繰り返していました。
上の電柱から一羽の燕があきれたように下を観ていました。
(2015/06/06 AM4:29~5:09 和歌山市)























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2015年06月05日
コウノトリ(J0057)情報

「水田青空に植ゑつけてゆく」山頭火
冷たい夜明けでした。
午前4時半、西の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は東の水田地帯へ。
この辺りも宅地開発で住宅が多くなってきました。
そんな家の飼い猫でしょうか。
コウノトリの至近距離まで恐る恐る近づいてきました。
そんな猫に気にもかけず通り過ごしたコウノトリはしばらく水田に佇んでいたかと思うと、
明るみ始めた東の空をバックに静かに北に飛び立ちました。
行く先は夏場のお気に入り、楠見中の休耕田です。
ここは水鳥たちの天国です。
アオサギたちも上空を旋回しています。
雲が厚くなってきました。
(2015/06/05 AM4:37~5:54 和歌山市)



























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2015年06月04日
コウノトリ(J0057)情報

周辺の水田に水が入り一気に餌場が増えたので行動パターンが変化したのでしょうか、
午後6時すでに西の鉄塔にコウノトリ(J0057)が戻っています。
一本足で羽を繕い休む準備です。
~続編~
今日はきれいな夕陽をバックに写真が撮れると思い太陽が沈むのを待ちました。
すると日の入りにまだ20分近くある午後6時50分に突然飛び出しました。
少し帰りが早過ぎたようです。
そしてコウノトリのいない鉄塔の向こうに太陽が沈み、
辺りが薄暮となった午後7時13分に再び戻ってきました。
慌しかった一日が終わりました。
(2015/06/04 和歌山市)









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2015年06月04日
コウノトリ(J0057)情報

「梅雨晴れやところどころに蟻の道」子規
いよいよ夜明けの水面が美しい季節になりました。
周辺の水田に水が入り始めました。
コウノトリ(J0057)も落ち着かないのでしょうか、
午前4時過ぎには塒を飛立ったようです。
しかし遠くへは行かず、
すぐ北側にある水が入ったばかりの水田に降りていました。
徐々に朝陽が水面を照らし始めました。
大きなコウノトリに混じってたくさんの小鳥が集まっています。
ムクドリ、スズメ、イソヒヨドリ、そしてセッカでしょうか。
そんな小鳥たちに目を奪われているとコウノトリは西へ飛び立ちました。
そして右旋回。
鳴滝川を越えて園部地区へ。
行動範囲が広くなりました。
(2015/06/04 AM4:31~5:57 和歌山市)





























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2015年06月03日
コウノトリ(J0057)情報

やっと雨も上がり西の空が薄っすらと明るくなってきたので、
用水路の様子を見に行きました。
その前に楠見から下流地域への灌漑に関する「六堰続渠之碑」を見に行きました。
水道橋の移設に伴ってこの場所に移されました。
この碑の少し上には「鳴滝暗渠」の石版があります。
普段はめったに人目に触れない場所です。
これらの歴史遺産については平成26年の市報わかやま2月号に
詳しく解説されています。
先人の偉大さがよくわかります。
この2つを見て、鳴滝川の東側を見にいきました。
徐々に水田に水がたまり始めています。
その上をアオサギが飛んできます。
カルガモもあぜ道でうれしそうです。
すると同じ東からもう一羽飛んできました。
なんとコウノトリ(J0057)です。
そして一旦用水路脇の電柱に留まったあと西へ飛びました。
鳴滝川を越えます。
塒入りも早そうです。
午後6時52分西の鉄塔に留まりました。
明日からどこの水田に向かうか観察も大変になりそうです。
(2015/06/03 和歌山市)


















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2015年06月03日
コウノトリ(J0057)情報

「紫陽花や壁のくづれをしぶく雨」子規
雨の夜明けとなりました。
こんな日は活動が遅めです。
コウノトリ(J0057)は念入りに羽の手入れをしたあと
午前5時16分に塒を飛立ちました。
真っすぐ北へ向かいます。
徒歩で降りたであろう休耕田へ向かいます。
雨に濡れた草花がきれいです。
水田ではムクドリやスズメたちが雨で土の中から出てくる虫を待ち構えています。
コウノトリは時どき全身を震わせて雨を散らしています。
ここではまだあまり朝食にありつけないようです。
雨脚が強くなってきました。
早々に引き上げます。
帰り道、アジサイがきれいでした。
(2015/06/03 AM4:36~6:16 和歌山市)




























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2015年06月02日
コウノトリ(J0057)情報

小雨がぱらつきだした午後7時21分に
コウノトリ(J0057)が西の鉄塔に戻ってきました。
日が沈むと急激に辺りが暗くなってきます。
毎回あと一分早く飛んできてほしいと思います。
今日の日中(PM1:10)は大潮の干潟が現れた紀ノ川左岸で
小魚を一生懸命食べていました。
器用に捕まえていましたが、あの小ささではお腹を満たすには一苦労でしょう。
明日の夜明けは雨の予報です。
(2015/06/02 和歌山市)












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2015年06月02日
コウノトリ(J0057)情報

「青蔓の窓へ皃出す暑哉」一茶
ジメッと暑い夜明けでした。
午前4時半すぎに塒を離れたコウノトリ(J0057)は
今朝は落ち着かない行動をとりました。
すぐに用水路の方には行かず、周辺の電柱を渡っていました。
そのうち団地の駐車場に降り、散乱しているゴミ袋を漁り始めました。
カラスに教えられたのでしょうか。
別段食べるものもなかったようで、間もなく東へ飛びました。
そしてここ数日は必ず立ち寄る鉄塔の鉄網に降りました。
やはりここに巣を作りたいのでしょうか。
そこでしばらく枝をあちこちしたあと北東へ飛びました。
すっかり水入りを待つばかりの水田の畦道を歩きながら
苔のようなものを食べています。
数日前まで下に降りていた用水路には水がいっぱいです。
週末には周辺の田の様子はすっかり変わることでしょう。
たくさんの魚たちも一緒に入ってきます。
(2015/06/02 AM5:13~6:49 和歌山市)





























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2015年06月01日
コウノトリ(J0057)情報

干潟が現れた紀ノ川左岸にコウノトリ(J0057)はいました。
時折り強い西風にあおられて羽がめくれ上がっています。
餌を探して右往左往していますがなかなか見つけられない様子です。
少しずつ潮が満ちてきています。
(2015/06/01 PM2:13~ 和歌山市)







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2015年06月01日
コウノトリ(J0057)情報

「六月や寝ざめかすめし鳩のかげ」万太郎
日中暑くなりそうな朝陽が和泉山脈の稜線から上ってきました。
今朝も日の出前の午前4時半過ぎに塒を離れたコウノトリ(J0057)は
鳴滝川を越えて用水路側の電柱に留りました。
高くなってきた朝陽を全身に受けながら羽繕いをしています。
下に降りる気配はありません。
南東に飛び出しました。
お気に入りの広い屋根に降りました。
ここに行くとしばらくは移動しません。
採餌に向かう様子は見られません。
今日は大潮で正午近くに干潮になります。
その頃紀ノ川でしょうか。
(2015/06/01 AM5:13~6:09 和歌山市)



















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2015年05月31日
コウノトリ(J0057)情報

午後6時すぎ自宅の窓から電柱の上で夕陽に輝くコウノトリ(J0057)を見つけました。
東に飛び出しました。
後を追うとちょうど用水路を下ってくるカルガモの親子に出くわしました。
大きくなりました。
14匹みんな元気です。
コウノトリは、と見ると近くの工場の屋根にいました。
西の空からはお日様が消えようとしています。
頭上の空には北風に吹かれた幾筋もの雲がきれいな模様を描いています。
あと二日で満月になるお月様が輝いています。
その中をコウノトリはいつもの西の鉄塔に戻ってきました。
午後7時9分でした。
(2015/05/31 和歌山市)


























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2015年05月31日
コウノトリ(J0057)情報

「朱鷺翔てる島を恋をり五月尽」加藤千津
夜明けまでには雨もあがりました。
今朝も午前4時半すぎに塒の鉄塔を離れたコウノトリ(J0057)は
北の水田に向かいました。
そこでしばらく餌を探していましたが間もなく隣接の休耕田に移りました。
ここでも隅に積まれている草藁をしきりに咥えなおしています。
そして最後にはわずかになった草藁を咥えて飛立ちました。
近くの電柱に止まりました。
ここで咥えなおそうとして、すべて落としてしまいました。
諦めて東へ飛び出しました。
昨日しきりに鉄網の上で枝を突いていた鉄塔の側へ止まりました。
ここで念入りに羽の手入れです。
本当に丁寧に羽の一枚一枚を嘴で撫でています。
見飽きません。
(2015/05/31 AM4:51~6:12 和歌山市)





























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2015年05月30日
コウノトリ(J0057)情報

「じつとして白い飯くふ暑かな」一茶
日中暑くなりそうな青空が広がっています。
今朝も午前4時半には塒の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は
真っすぐ東へ向かい、鳴滝川を越えて高圧鉄塔へ。
鉄塔の比較的下部の位置に設置されている獣避けの鉄網に留りました。
この鉄塔はトンビが縄張りにしており、
警戒して時折り周ってきては鳴いています。
網の上をよく見ると枝のようなものが散乱しています。
時々やってきては置いているようです。
しばらく網の周囲を歩いていましたがそのうち下の田に降りました。
そして嘴にいっぱいの草ワラを咥えて再び鉄網の上へ。
巣作りの「練習」でしようか、「準備」でしょうか。
独り身としては寂しい作業です。
(2015/05/30 AM4:49~6:11 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月29日
コウノトリ(J0057)情報

日の入りの時刻が遅くなりました。
コウノトリ(J0057)が塒に帰るまでしばらく紀ノ川を散策しました。
夜明けに見慣れた風景も全く違って見えます。
午後6時50分、西の稜線に陽が沈みました。
それから30分、午後7時19分に西の鉄塔にコウノトリが戻ってきました。
南東の空には月齢10.9のお月様が輝いていました。
(2015/05/29 和歌山市)












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2015年05月29日
コウノトリ(J0057)情報

「みじか夜や毛むしの上に露の玉」蕪村
今朝もコウノトリ(J0057)は午前4時半過ぎには塒の鉄塔を離れました。
そして鳴滝川土手のリュウゼツランを飛び越えて東の用水路そばの電柱へ。
周辺の田はすっかり水が入るのを持つばかりとなっています。
この用水路で餌探しができるのもあとわずかです。
実は昨日の朝、この用水路で近くへやってきたスズメを
コウノトリが一瞬の隙に咥えて食べたことがありました。
観察者たちは一同に唖然としました。
今朝はどうかなと観ていると護岸の隙間から大きなムカデを器用に引っ張り出しました。
そのほかには蟹をパクリ。
改めて逞しい姿を見せてもらいました。
間もなく周辺には緑の水田が広がります。
豊富な餌がやってきます。
(2015/05/29 AM4:44~5:51 和歌山市)





























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2015年05月28日
コウノトリ(J0057)情報

コウノトリ(J0057)は午後7時00分に西の鉄塔に帰ってきました。
餌場の用水路にはこの時期カルガモの親子が居ついています。
ここ数年同じ場所で子育てをしていますが、
6月に入ると上流から大量の用水が流れてきます。
そうなるとこの場所には居られなくなるばかりか下の方へ流されてしまいます。
この際に何羽かは生き残れず数が減ります。
今日も一時水かさが増えこの場所に帰れませんでしたが、
下の水門を開けてもらい帰ることができました。
現在は最初から居る14羽の小ガモたちが元気に育っており、
コウノトリに負けず劣らずご近所の人気者になっています。
(2015/05/28 和歌山市)






タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月28日
夏河を越すうれしさよ・・・

「夏河を越すうれしさよ手に草履」蕪村
昨夜いつもの塒に帰ってこなかったコウノトリ(J0057)を思いながら足は紀ノ川へ。
今日も暑くなりそうです。
川面が涼しげです。
しかし河原は夏を歌っています。
ホオジロはまだしもオオヨシキリの囀りは夏の暑さを倍化させてくれます。
元気の出る大好きな鳥です。
夏の河原は賑やかです。
コウノトリは四国へ行ったのでしょうか。
(2015/05/28 和歌山市)























