2015年04月21日

コウノトリ(J0057)情報


コウノトリ(J0057)が3日ぶりに和歌山市に戻ってきました。
慌しい観察の半日でした。
まず今日の午後、コウノトリの郷公園のホームページで
三重県南牟婁郡で19日に目撃されたことを知り、
観察仲間に連絡をとり帰りを待つことにしました。
すると午後3時過ぎに観察仲間から「帰っている」との連絡が。
あわてて近くの休耕田に行くと平然と餌を探していました。
いつ南紀を飛立ったのでしょうか。
しばらくして北西の方角へ飛び去ったのを見届けて、夕方の塒入りを待ちました。
久しぶりに観察仲間揃っての待機です。
きれいな夕陽で西の空が染まり、関空行きの飛行機が北に向かうのを見ながら
「こんな時に飛んできてくれたなあ」と皆から思わず出た言葉です。
そして夕焼け空に気を取られていると、たまたま通りかかった青年が
「向こうの鉄塔に留っていますよ」とひと言。
私たちはだれも気がつきませんでした。
西の鉄塔です。
こちらの東の鉄塔に飛んでくるだろうとしばらく待ちましたが
片足で休む体勢になりました。
今季初めて西の鉄塔で休むことになりました。
それにしても今月18日の朝、一旦北へ飛んで姿を消してから
どんな経路で紀伊半島を南下したのでしょうか。
日本海から紀伊半島の南端まで恐るべき活動エリアです。
南牟婁郡では「美人の誉れ高い」J0041が目撃されています。
たぶん遭遇していたのではないかと思われますが、聞いてみたいところです。
(2015/04/21 和歌山市)




















  


Posted by stork at 19:51Comments(0)コウノトリ和歌山

2015年04月21日

春暁を・・・


「春暁を目覚めし神や雲にあり」石鼎

空気が入れ替わりました。
ヒンヤリとした夜明けです。
今日は旧の3月3日です。
昨夜来の風雨が花や葉を散らしてしまいした。
イソヒヨドリのきれいな声に送られて紀ノ川へ。
水鳥たちはすっかり姿を消しました。
今朝は少し下流へ下りました。
南海の鉄橋を2両編成の電車が通過します。
和歌山市駅6時10分発の加太行きでしょう。
オオマツヨイグサの黄色と花菖蒲の紫が鮮やかでした。
コウノトリ(J0057)の消息はまだ伝わってきません。
(2015/04/21 和歌山市)















  

Posted by stork at 07:57Comments(0)コウノトリ和歌山