2015年04月22日

コウノトリ(J0057)情報


コウノトリ(J0057)は午後6時43分、西の鉄塔に戻ってきました。
最初は支線の下に止まりましたが、
やおら右足を上げて上に向かって蟹歩きを始めました。
そのまま歩いていくのかと思いましたが、
一歩進んだあと翼を広げて「エイ!ヤア!」
やはりこの方が早かったようです。
昨日から西の鉄塔を塒にする「夏モード」に入ったようです。
(2015/04/22 和歌山市)
















  


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2015年04月22日

コウノトリ(J0057)情報(飛ぶ・・・)


昨日午後になって突然紀伊半島の南端から3日ぶりに戻り、
今季初めて西の鉄塔で休んだコウノトリ(J0057)は、
午前5時32分北へ飛び出しました。
行き先は小学校北川の水田です。
盛んに餌を探していましたが小さなタウナギしか無さそうです。
そのコウノトリの周辺を、近くに巣作りしたツバメが飛び交います。
凄いスピードです。
ニアミスもありましたが、身体の大きさの違いが本当によくわかりました。
しかしこの鳥たち、両方とも大陸を渡るんですね。
そんな羽2羽が和歌山市のこの地で遭遇しているのを思うと
何故かしら感動します。
(2015/04/22 5:05~6:35 和歌山市)

























  


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2015年04月21日

コウノトリ(J0057)情報


コウノトリ(J0057)が3日ぶりに和歌山市に戻ってきました。
慌しい観察の半日でした。
まず今日の午後、コウノトリの郷公園のホームページで
三重県南牟婁郡で19日に目撃されたことを知り、
観察仲間に連絡をとり帰りを待つことにしました。
すると午後3時過ぎに観察仲間から「帰っている」との連絡が。
あわてて近くの休耕田に行くと平然と餌を探していました。
いつ南紀を飛立ったのでしょうか。
しばらくして北西の方角へ飛び去ったのを見届けて、夕方の塒入りを待ちました。
久しぶりに観察仲間揃っての待機です。
きれいな夕陽で西の空が染まり、関空行きの飛行機が北に向かうのを見ながら
「こんな時に飛んできてくれたなあ」と皆から思わず出た言葉です。
そして夕焼け空に気を取られていると、たまたま通りかかった青年が
「向こうの鉄塔に留っていますよ」とひと言。
私たちはだれも気がつきませんでした。
西の鉄塔です。
こちらの東の鉄塔に飛んでくるだろうとしばらく待ちましたが
片足で休む体勢になりました。
今季初めて西の鉄塔で休むことになりました。
それにしても今月18日の朝、一旦北へ飛んで姿を消してから
どんな経路で紀伊半島を南下したのでしょうか。
日本海から紀伊半島の南端まで恐るべき活動エリアです。
南牟婁郡では「美人の誉れ高い」J0041が目撃されています。
たぶん遭遇していたのではないかと思われますが、聞いてみたいところです。
(2015/04/21 和歌山市)




















  


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2015年04月21日

春暁を・・・


「春暁を目覚めし神や雲にあり」石鼎

空気が入れ替わりました。
ヒンヤリとした夜明けです。
今日は旧の3月3日です。
昨夜来の風雨が花や葉を散らしてしまいした。
イソヒヨドリのきれいな声に送られて紀ノ川へ。
水鳥たちはすっかり姿を消しました。
今朝は少し下流へ下りました。
南海の鉄橋を2両編成の電車が通過します。
和歌山市駅6時10分発の加太行きでしょう。
オオマツヨイグサの黄色と花菖蒲の紫が鮮やかでした。
コウノトリ(J0057)の消息はまだ伝わってきません。
(2015/04/21 和歌山市)















  

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2015年04月20日

・・・蛙哉


ゆうぜんとして山を見る蛙哉」一茶

穀雨の夜明け、嵐のような風雨です。
一昨日から姿を見せていないコウノトリ(J0057)は
悪天候を避けて故郷の地で休んでいるのでしょうか。
紀ノ川ではツグミ、ホオジロ、ヒバリ、ツバメなど身体の小さな鳥は
地上付近で風を凌いでいましたが、大型のトンビは違います。
強風に乗るように川岸周辺を飛んでいました。
明日には天候も回復し、再び来た風が吹くようです。
コウノトリはそれに乗って戻ってくるかもしれません。
(2015/04/20 和歌山市)




























  

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2015年04月19日

春雨の夜あけの・・・


春雨の夜あけの水音が鳴りだした」山頭火

雨の夜明け、昨夜帰らなかったコウノトリ(J0057)を探して紀ノ川へ行きました。
まるで梅雨空のようです。
支流の鳴滝川へ流れ込む用水路には、
昨日よりさらに増えた大きな魚たちが群れています。
近くの建物の上からはたくさんのサギたちが狙っています。
静かな日曜の朝です。
(2015/04/19 和歌山市)




  

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2015年04月18日

コウノトリ(J0057)情報


菜の花よかくれんぼしたこともあつたよ」山頭火

晴れた空が広がっています。
東の空から太陽が顔を出し始めた午前5時25分、
コウノトリ(J0057)はスッと東の鉄塔を離れました。
北へ向かいます。
紀ノ川上流から流れ込んだあと有功、楠見地区一帯の水田を潤す用水路に
今朝も降りました。
まだ水路の清掃も行われておらず、水門手前の金網にはたくさんのゴミが溜まっていますが、
その中に行き場を失ったたくさんの鯉やフナがひしめき合っています。
その一匹をいきなり咥えました。
何とか食べようと格闘しますが、大きすぎたようです。
諦めて、少し下流に移動です。
ここの大きな石の影に手ごろな魚がいることをよく知っています。
よく観ると今朝は亀ノ子も食べたようです。
このあと北の山裾に飛んでいったと観察隊のメンバーから教えてもらいました。
(2015/04/18 AM5:17~6:05 和歌山市)




























  


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2015年04月17日

コウノトリ(J0057)情報


体感の温度狂はす春の風」桑垣信子

めまぐるしく天候の変わる夜明けでした。
まだ薄っすらと朝陽が東の雲を染める頃、
午前5時41分にコウノトリ(J0057)は東の鉄塔をゆっくりと離れました。
そして真下の用水路を気にしながら2本の電柱を渡り歩き(飛び)ました。
そしてようやく用水路に降りたと思ったら急いで3度ほど水を飲み、再び飛立ちました。
その頃から強い西風が鳴滝川堤防を越えてきました。
あわててコウノトリは近くの電柱に降りました。
そしてここでしばらく風の弱まるのを待って梅畑へ。
風の強い日は住宅に囲まれたここが安全です。
風を読むコウノトリをじっくり観察できた朝でした。
(2015/04/17 AM5:26~7:15 和歌山市)




























  


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2015年04月16日

コウノトリ(J0057)情報


今朝は久しぶりに観察隊6人揃ってのコウノトリ(J0057)ウオッチでした。
鳴滝川堤防や周辺の道路から東の鉄塔を見つめています。
薄曇の東の空に少し霞んだ太陽が昇ってきます。
コウノトリは左右の羽をグ~ッと伸ばした後、ゆっくりと北の方角へ飛び出しました。
午前5時58分です。
後を追いかけると、近くの水門のフェンスに止まりました。
そして用水路に降りると採餌です。
しかし最初に小さな魚を捕らえたあとはなかなか見つかりません。
盛んに水を飲んでいました。
この時期は春耕前の田や休耕田の方が餌は豊富だと思うのですが、
周辺の餌場は一応周ってみるのでしょうね。
今朝は久しぶりに私たち観察隊の目の前を何度も飛んでくれました。
このダイナミックな飛翔姿はいつ見ても感動します。
(2015/04/16 AM5:28~6:46 和歌山市)




























  


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2015年04月15日

コウノトリ(J0057)情報


今月9日の朝から和歌山市を離れていたコウノトリ(J0057)が
今日の午後、西北西の風に乗るように和歌山市船所に帰ってきました。
6日ぶりです。
そして夕陽が西の空から消えた午後6時34分に西の鉄塔に留りました。
この鉄塔はこれまで夏場の塒として使われていましたので
「夏モード」に入ったのかなと思っていると再び飛立ちました。
そしていつもの東の鉄塔に向かい、午後6時37分に着塔しました。
飛んでいる姿は元気そうに見えましたが、
今日豊岡を飛立ったとすると一気に200kmを飛んできたことになります。
体力はかなり消耗していることでしょう。
生まれ故郷周辺にいたこの間、
他のコウノトリとのコミュニケーションは上手くいっていたのでしょうか。
そんなことを観察隊の皆さんと話し合いながら明日からの観察再開を確認しあいました。
(2015/04/15 和歌山市)

















  


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