2015年05月25日
2015年05月25日
コウノトリ(J0057)情報

「小魚の唐揚げ添へて豆ごはん」渡部法子
今朝も午前4時半過ぎに塒を離れたコウノトリ(J0057)は園部の用水路へ。
水門には大きなフナがたくさん閉じ込められています。
一羽のアオサギが大物を捕まえました。
が、なかなか飲み込めません。
コウノトリはあまり関心がなさそうです。
彼の口には大きすぎるのでしょうか。
コウノトリが周辺を一周してくる間にやっとフナを飲み込んだアオサギは
フナが重過ぎて動けません。
大食もほどほどにしないと大変なことになりますね。
あとしばらくはこの水門周辺が水鳥たちのたまり場のようです。
(2015/05/25 AM4:37~5:44 和歌山市)



























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月24日
コウノトリ(J0057)情報

遅くなった日の入り(午後7時)も過ぎ、
和泉山脈の稜線がくっきりと見えるころ、
コウノトリ(J0057)はその黒い山肌から突然現れ西の鉄塔に留まりました。
昨日と同じ時刻・午後7時16分でした。
毎日観察を続けている人たち誰も日中の姿を見ていませんでしたので
半ばあきらめていた時の帰還でした。
なにせ紀淡海峡も彼たちにかかればひとっ飛びですから・・・
(2015/05/24 和歌山市)




タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月24日
コウノトリ満三歳

コウノトリ(J0057)は今朝も午前4時半過ぎには塒を飛立ちました。
そして鳴滝川を越えて園部の用水路へ。
今日は彼の満三歳の誕生日です。
2012年5月24日に京丹後市久美浜町永留の巣塔で生まれ、同年7月28日に巣立ちました。
そして2ヶ月後の9月17日に和歌山市粟の休耕田にやってきました。
以来、時折り和歌山市を離れ遠出することがありましたが、
そのたび和歌山市へ戻ってきました。
近くに紀ノ川という大きな河川があり周辺には水田が広がっていますが、
塒は住宅地の真ん中です。
コウノトリが都市部で暮らすことは大変珍しいということですが、
今年秋には飛来満3年目を迎えます。
今では「和歌山コウちゃん」としてすっかり地域の人気者です。
今朝も日曜とあって多くのギャラリーに見守られながら慣れた用水路を巡っていました。
(2015/05/24 AM5:27~6:30 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月23日
2015年05月23日
コウノトリ(J0057)情報

「紫陽花に雫あつめて朝日かな」千代女
朝陽もボンヤリの夜明けでした。
今朝も午前4時半すぎには鉄塔を離れたコウノトリ(J0057)は
小学校北の水田へ。
来月始めに水が入るまでは餌が探しにくそうです。
すぐに飛立ち、鳴滝川を越えました。
しかし用水路にもまだ適当な大きさの魚が入ってきていません。
いるのは堰の前に群れている巨大な鯉だけです。
さすがにこのサイズはコウノトリもアオサギも手を出せません。
紀ノ川が干潮になるまで近くの屋根で小休止です。
(2015/05/23 AM5:036:39 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月22日
コウノトリ(J0057)情報

夜明けに姿を見られなかったコウノトリ(J0057)は
午後7時13分に西の鉄塔に戻ってきました。
観察仲間の話によりますと日中は紀ノ川でたくさんの魚を食べていたそうです。
まだまだ私たちの知らない立寄り所がありそうです。
今日は大気の水蒸気バランスがいつもと違ったのでしょうか、
朝の彩雲に続いて夕方もきれいなすじ雲と飛行機雲が見られました。
(2015/05/22 和歌山市)









タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月22日
・・・わすれ草

「生れ代るも物憂からましわすれ草」漱石
ヒンヤリとした夜明けでした。
今朝はコウノトリ(J0057)の姿を見ることができませんでした。
観察仲間によりますと、午前4時36分に西の鉄塔を離れたあとは
北へ行ったり西へ飛んだりしたのち南へ向かったそうです。
観察仲間6人で周辺を探し回りましたが結局だれも見つけることができませんでした。
私が最終的に向かうのは紀ノ川です。
徐々に潮が満ちてきている川面はあくまで静かです。
東の空には丸い虹が出ていました。
コウノトリは四国・鳴門市の巣作りが気になるのでしょうか。
(2015/05/22 和歌山市)














2015年05月21日
コウノトリ(J0057)情報

きれいな夕景が見られると思い、穏やかな紀ノ川に出かけました。
静かな川面に一羽のトビが急降下してきました。
見事な「夕御飯キャッチ」です。
ホオジロも夕御飯に有りつきました。
西の空が紅く染まり始めたので鳴滝川堤防へ。
用水路の住人アオサギがいつもの屋根に帰ってきました。
夕陽が消えてしばらく経った午後7時9分、
西の鉄塔にコウノトリ(J0057)が帰ってきました。
穏やかな一日の終了です。
(2015/05/21 和歌山市)




















タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月21日
コウノトリ(J0057)情報

「新緑に声しはがれて鴉過ぐ」誓子
昨夜の雨で空気が入れ替わりました。
カラッとした気持ちのいい夜明けでした。
今朝も午前4時半過ぎには西の鉄塔を飛立ったコウノトリ(J0057)は
小学校北の休耕田へ。
大きなタウナギをおよそ6分かけて飲み込みました。
そして朝陽が差し込むと、壁に映った自分の影に驚きながら東へ飛び出しました。
移った工場の屋根ではカラスとのバトルです。
この時期、子育て中の縄張りに入ってくると必死で撃退しようとします。
身体の大きさでは何倍もの差があるカラスですが果敢に挑んでいきます。
数分間の戦いの末カラスが退散すると、コウノトリは悠然と飛立ちました。
(2015/5/21 AM5:24~6:40 和歌山市)



























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057