2015年05月20日
コウノトリ(J0057)情報

「引窓をからりとそらの明け易き」漱石
この時期塒にしている西の鉄塔は自宅の二階からカメラで十分観察できます。
ただ自分が起きられればの話です。
ちゃんとその瞬間を撮影した観察仲間に聞きますと、
今朝の飛立ちは午前4時44分だったそうです。
確かに空は明るみ始めてはいますが・・・
間に合いませんでした。
梅畑へ直行です。
それから鳴滝川の東の用水路へ。
用水路では大きなドジョウのような餌を食べていました。
日中は今日も紀ノ川で過ごすことでしょう。
きれいな朝のきれいなコウノトリでした。
(2015/05/20 AM5:30~6:42 和歌山市)





























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月19日
コウノトリ(J0057)情報

紀ノ川に夏空が戻りました。
コウノトリ(J0057)は大潮ですっかり干上がった左岸の干潟で
一生懸命餌を追いかけていました。
しかし小さな餌です。
対岸400mのこの獲物の正体はハッキリとはわかりませんが、
どうやら蟹のようです。
時折り追いかけては捕まえています。
数はたくさんありそうですが、満腹になるまでは苦労でしょう。
ただ今朝は水田でタウナギをたくさん食べたと観察仲間から聞きましたので
お腹はそれほど減ってなさそうです。
母なる川、紀ノ川にコウノトリはよく似合います。
(2015/05/19 PM2:50 和歌山市)














(追加です)ちょうど目の前にコウノトリが来たのを撮られた観察仲間の中田さんに写真をお借りしました。
餌は小魚でした。魚種までは特定できませんが、干上がってピチピチしているのを食べていたようです。


タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月19日
コウノトリ(J0057)情報

「五月雨に鶴の足みじかくなれり」芭蕉
午前5時10分、コウノトリ(J0057)は篠突く雨を物ともせず
北へ向かって飛び出しました。
小学校北の田起こしが終わった水田に降りました。
そこでタウナギや小亀などを食べていました。
この田も間もなくきれいな早苗の絨毯が見られることでしょう。
その中にコウノトリが佇む姿は何とも言えないほど美しいものです。
そんなことを想いながら、雨が一層激しくなってきたので引き上げました。
(2015/05/19 和歌山市)











タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月18日
コウノトリ(J0057)情報

コウノトリ(J0057)は午後6時50分、西の鉄塔に戻ってきました。
用水路のカルガモ母さんと子どもたち(14羽)も元気です。
(2015/05/18 和歌山市)

















タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月18日
コウノトリ(J0057)情報

「朝やけがよろこばしいか蝸牛」一茶
昨日3週間ぶりに帰ってきたコウノトリ(J0057)は、やはり早起きでした。
まだ日の出には20分もある午前4時半すぎに西の鉄塔から飛立ちました。
観察隊も大慌てで姿を追います。
カルガモの親子がいる近くの用水路に降りましたが、
ここにはもう適当な餌がありません。
すぐに飛立ち堤防を越えます。
しかし周辺の用水路はどこも田植え前の清掃が終わり、魚の姿はありません。
田起こしの終わった水田や休耕田を探すしかなさそうです。
それとも干潟が現れる紀ノ川に行くでしょうか。
ヒンヤリとした久しぶりの早朝コウノトリ観察でした。
(2015/05/18 AM4:53~5:57 和歌山市)























タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月17日
コウノトリ(J0057)帰る

先月26日から和歌山市を離れていたコウノトリ(J0057)は今日午後1時43分、
和歌山市有本地先の紀ノ川左岸砂州に戻ってきました。
戻ってきた瞬間を撮った(最初から7枚)観察仲間の中田安造さんによりますと、
サギを撮っていると突然目の前に「ふわっ」と降りてきたそうです。
3週間ぶりの和歌山帰還です。
その後しばらく紀ノ川で羽を休めたあと、梅畑、休耕田に移りました。
そして午後6時54分、久しぶりの西の鉄塔に留まりました。
明日からまた早朝観察の再開です。
(2015/05/17 和歌山市)















タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年05月17日
2015年05月17日
・・・若葉哉

「谷路行人は小き若葉哉」蕪村
午前5時前になった日の出は、今朝は薄雲に遮られてはっきりと見えません。
しかしそのおかげで幻想的な川面が観られました。
カモが一羽、その静寂の中に降ります。
ヒバリ、ホオジロ、オオヨシキリが日曜の朝を知らせてくれました。
(2015/05/17 和歌山市)


















