2014年11月10日
雁の声の・・・

「雁の声のしばらく空に満ち」高野素十
今朝の紀ノ川は冬の声が響いていました。
久しぶりに昇ったお日様のおかげで寒さは感じませんでしたが、
川面には冬の使者たちのにぎやかな声が満ちていました。
空ではいつもの住人たちが朝日に向って羽ばたいています。
コウノトリ(J0057)の消息はあいかわらず不明です。
戻ってくるにはもう少し強い北風が必要なのでしょうか。
(2014/11/10 和歌山市)

















2014年11月09日
スコーンのテイクアウトはじめました

ご希望が多く、本日より自家製スコーンのテイクアウトを始めました。
プレーンがひとつ140円、カレンズ入りがひとつ160円です。
今後いろんなバリエーションを増やしていく予定です。
2014年11月09日
2014年11月08日
「コウちゃん」に新しい伴侶

京丹後市の母「コウちゃん」が新しい伴侶を見つけたようです。
この写真は京丹後市の素敵なブログ『気ままな久美浜写真日記』からです。
詳しくアップされています。ご覧ください。
大変うれしいニュースです。
息子「和歌山コウちゃん(J0057)」はどこにいるのか教えてほしいものですね。
2014年11月08日
・・・はつ時雨

「梅干と皺くらべせんはつ時雨」一茶
今にも時雨の来そうな空模様です。
稜線と雲の間に顔を出した太陽をバックに鳥たちが飛び交います。
いつもの紀ノ川の夜明けです。
(2014/11/08 和歌山市)

















2014年11月07日
・・・今朝の冬

「かはり来し雀の声や今朝の冬」石鼎
暖かな立冬の夜明けでした。
紀ノ川の上空には厚い雲が覆っています。
今朝はトンビの姿が目立ちます。
時折り吹く強い風に乗って高く旋回していきます。
まだ本格的な北風が吹かないせいでしょうか、
消息を絶って今日で2週間になるコウノトリ(J0057)は和歌山市に戻ってきません。
この間の滞在3日間を除けばもう4週間も和歌山市を離れたことになります。
目撃情報を待つ日々です。
(2014/11/07 和歌山市)







2014年11月06日
鶺鴒の・・・

「鶺鴒(せきれい)のとどまり難く走りけり」虚子
アオサギに始まりアオサギに終わる暖かな紀ノ川の夜明けでした。
今朝はミサゴのダイブはあまり見られませんでした。
代わりに小鳥たちが姿を見せてくれました。
ハクセキレイとホオジロが澄んだ声を川面に響かせてくれました。
耳を澄ますと何かいいことが聴こえてきそうです。
コウノトリ(J0057)の気配は今朝もありません。
4爺観察隊も失業中です。
(2014/11/06 和歌山市)



















2014年11月05日
末枯や・・・

「末枯や御空は雲の意図に満つ」草田男
アオサギに見送られて夜明けの紀ノ川へ出かけました。
紀ノ川大堰の下流まで行くとカワウが出迎えてくれました。
このあたりは堰を上れない魚がたくさん滞留しており格好の餌場になっています。
もちろん上空には何羽ものミサゴが旋回しています。
何度もダイブの撮影を試みましたがスピードが速くて追いつきません。
そしてあの大きな身体がズボンと水中に隠れてしまいます。
顔を出したときはまるで溺れているようですが器用に羽ばたいて空中に舞い上がります。
見事なものです。
それでも百発百中とはいきません。
脚に何も持たずに舞い上がることもしばしばです。
また魚を捕まえたと思うと今度はカモメやカラスの追撃に遭うこともあります。
食糧にありつくというのはなかなか難しいものです。
居場所がわからないコウノトリ(J0057)は、
どこか安全な場所で餌を捕ってくれているでしょうか。
(2014/11/05 和歌山市)






























2014年11月04日
2014年11月03日
イカロスの翼なりしか・・・

「イカロスの翼なりしか文化の日」若太夫
北風が戻りました。
雲が流れていきます。
鳥たちが風に乗っています。
いつもの紀ノ川の夜明けです。
一旦昇った太陽が雲に隠れました。
雲の下にわずかに覗く太陽に向って飛んでいく鳥。
まるでイカロスです。
宇宙の躍動を感じる風景です。
そして静かな休日の朝です。
コウノトリ(J0057)はこの北風にのって帰ってくるでしょうか?
(2014/11/03 和歌山市)




























