2015年02月16日

紀ノ川の夜明け


昨夜コウノトリ湿地ネットから、コウノトリ(J0057)が兵庫県豊岡市一日市(ひといち)で
目撃されたとの連絡をいただき、安心して紀ノ川の日の出を観にいきました。
(詳細はhttp://wac-s.net/modules/hachi560/details.php?bid=2973で)
紀ノ川は厚い雲に覆われていましたが、東の山の上は細いスリットのように切れています。
6時54分、その隙間から太陽が顔を出しました。
静かな夜明けです。
しかし午前7時10分すぎには再び厚い雲の中に隠れてしまいました。
丹波の雪を運んでくるような厚い雲です。
ゆっくり「和歌山コウちゃん」の帰りを待つことにします。
(2015/02/16 和歌山市)
















  

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2015年02月15日

コウノトリ速報

昨日の午前、和歌山市から遠出したコウノトリ(J0057)は今日、豊岡市で目撃されました。やはり故郷に行ったようです。コウノトリ湿地ネットから教えていただきました。ありがとうございました。見守りをよろしくお願いします。  

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2015年02月15日

蕗の薹の・・・


蕗の薹の舌を逃げゆくにがさかな」虚子

昨夜、コウノトリ(J0057)は周辺の塒には戻ってきませんでした。
それでも2年半続けている夜明けの観察は止められません。
こんな時出かけるのは紀ノ川です。
毎日違った夜明けの顔を見せてくれます。
河原の草は真っ白な霜で覆われています。
川面はいつもの静かな佇まいです。
午前6時56分、東南の山の稜線にお日様が顔を見せました。
よ~く見ると太陽の左側の木の上に何やら留っています。
トビのようです。
ちょうど昇ってきた太陽に溶け込んでいきます。
春の訪れを感じる夜明けです。
(2015/02/15 和歌山市)














  

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2015年02月14日

コウノトリ(J0057)情報


バレンタインデー隣の猫にもあげて来た」武井康隆

去年の今日は大雪の和歌山市でした。
朝から慣れない雪かきをしました。
今年は冷たい風も弱くなり比較的穏やかな夜明けでした。
南の空に月齢24.6のお月さまが残る午前6時40分、
コウノトリ(J0057)は鳴滝川上流の鉄塔を飛び立ちました。
そして東の池の方面へ。
池の東の高い木の上にはチュウサギが6羽留りました。
コウノトリはすぐにはその池に降りずに、近くにある二つの池を巡回し始めました。
遠くに和歌山城、市役所、モンティグレ、フォルテなど中心地の高いビル群が見えます。
観察隊の皆さんによりますと、このあと魚を食べてから高く上空に舞い上がり、
午前10時すぎに東の方向へ飛んでいったそうです。
まだ居る(?)であろう「足環のない幼長」を探しにいったのでしょうか。
それとも北へ方向を変えて彼女(J0050)のいる豊岡まで行く気でしょうか。
何かそわそわしているような今朝の様子を思うと遠出をすることも考えられます。
「恋の季節」のバレンタインデーの朝です。
(2015/02/14 AM6:20~7:32 和歌山市)



























  


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2015年02月13日

コウノトリ(J0057)情報


鶴の羽や白きが上に冴え返る」碧梧桐

今朝は白と黒の夜明けでした。
と、言っても雪ではありません。
コウノトリの白とカラスの黒が面白いコントラストになっていました。
午前6時44分に東の鉄塔を離れたコウノトリ(J0057)は
カラスに追われるように鳴滝川に沿って鉄塔を渡っていきます。
執拗に追いかけるカラス。
東の空からは眩しい太陽が昇ってきました。
その太陽を背にしてコウノトリとカラスが仲良く並んでいます。
その距離は1メートルほどでしょうか。
お互いの「分」をわきまえているようです。
同じ縄張りの中で「競争相手」ではあるが「敵」ではないのでしょうね。
自然界の絶妙さを教えられた朝でした。
コウノトリはこのあと東にある山裾の池に降りました。
(2015/02/13 AM6:31~7:18 和歌山市)




























  


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2015年02月12日

コウノトリ(J0057)情報


鳴滝川上流の鉄塔にずっと留っているとの情報をもらい出かけました。
ちょうどカラスの塒入りの時刻のようで、鉄塔の周りに飛んできました。
迷惑そうにしていたコウノトリは鉄塔を離れ、まっすぐ鳴滝川を下ります。
そしてしばらく姿を消した後、真っ赤な夕陽が西の空から消えるのにあわせるように、
午後5時32分東の鉄塔に戻ってきました。
ところが枝を咥えたまま鉄塔の天辺に留ってしまいました。
そして枝を嘴で触っているうちに落下させてしまいました。
気を取り直して再度、空中へ。
グルッと旋回していつもの支線に留りなおしました。
久しぶりの船所の塒です。(2015/02/12 16:42~17:38 和歌山市)





















  


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2015年02月12日

コウノトリ(J0057)情報


春を待つこころに鳥がゐてうごく」八田木枯

春霞のような薄いベールが覆っていた午前6時44分、
コウノトリ(J0057)は鳴滝川上流の鉄塔を東に向かって飛び出しました。
私たちも鳴滝川を遡ります。
山裾の池に着くと北側の浅瀬にいました。
するとすぐに飛立ちました。
すぐ下の小さな池の側に行きました。
何かしきりに気にしています。
アオサギのようです。
追っていきました。
再び飛立ったばかりの鉄塔に留りました。
そしてまたすぐに南へ飛び出しました。
目まぐるしい夜明けです。
飛んでいく向こうの方に和歌山城や市役所などが薄っすらと見えます。
忙しい早朝のラッシュの人たちを眼下に見下ろしながら悠然と飛んでいきます。
このあと紀ノ川まで探しにいきましたが姿はありませんでした。
(2015/02/12 AM6:40~7:17 和歌山市)























  

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2015年02月11日

コウノトリ(J0057)情報


下萌や白鳥浮きて水翳す」蛇笏

田畑にも春の兆しを感じるようになってきました。
今朝もコウノトリ(J0057)の行方を追って紀ノ川から鳴滝川を遡りました。
そして結局は山裾の池にたどり着きました。
が、すぐに東へ飛び去ってしまいました。
春の近さを感じる静かな祝日の夜明けでした。
(2015/02/11 AM6:29~7:26 和歌山市)






















  


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2015年02月10日

コウノトリ(J0057)情報


今日も一日、和歌山市北部の池を中心にコウノトリ(J0057)は過ごしたようです。
午後5時すぎ、まだ小さな池で「金魚」をたくさん食べているとの情報を得て行ってきました。
着いた頃には大きな池に移っていました。
まるでカルガモ、キンクロハジロ、カイツブリなどたくさんの水鳥たちを
アオサギと一緒に見守っているような風情が漂っていました。
そしてよく食べていました。
水温が冷たいためか百発百中です。
長い嘴を水中に入れると必ず魚を咥えています。
凄い食欲です。
この池から離れられない理由がよくわかります。
塒入りを見届けようと観察仲間と待ちますが、一向に飛ぶ気配はありません。
とうとう陽も沈み、辺りが暗くなってきました。
撮影も限界です。
午後5時58分になってやっと飛立ちました。
周囲を一周して第二塒に留りました。
午後5時59分、かろうじて撮影できました。
(2015/02/10 17:12~17:59 和歌山市)




















  


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2015年02月10日

コウノトリ(J0057)情報


野路の鳥嘴を鍛えつ春を待つ」寺門丈明

今朝は紀ノ川と和泉山脈山裾を2往復もしてしまいました。
昨夜、和歌山市北部の第二塒に行ったコウノトリ(J0057)を探しに出かけましたが、
すでに飛立ったあとでした。
三つあるどの池にも居ませんでした。
急いで紀ノ川へ。
対岸の芦原の前で休んでいました。
何枚か写真を撮ってから他の水鳥を見ていると、ふと姿を消しました。
あわてて探しますが見当たりません。
その時、2爺さんから「南から池にやって来たよ」と連絡。
急いで今来た道を戻りました。
「コウノトリに引かれて池と川」です。
この池ははやり落ち着く場所です。
他の水鳥たちの間を飛び回っています。
午前7時16分、ようやく朝陽が雲の上に見え出しました。
(2015/02/10 AM6:29~7:21 和歌山市)























  


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